映画「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」あらすじ

主人公の野原しんのすけの父親であるヒロシが、ある日ギックリ腰になってしまいます。
このままでは何も出来ないと、整体に行こうと出かけると怪しげな美人の女性に声をかけられて、エステサロンに入店します。
いつしか心地良い眠りに入り、気付くとヒロシの全身はロボットに変えられてしまっていたのです!
驚き慌てふためきながらも、自宅に帰りますがヒロシの妻のみさえは、ロボットになってしまったヒロシを不審者扱いします。
ただ、しんのすけだけは「ロボとーちゃん」と言って姿の変わったヒロシを認めてくれました。
ロボとーちゃんは沢山の機能を携えており、扇風機や掃除機、庭の木の剪定も出来ます。
そんなロボとーちゃんの機能をしんのすけは尊敬していました。
ある日、しんのすけは幼稚園仲間たちと一緒に出かけた先でピンチに陥ったとき、ロボとーちゃんによって助けられます。
すると今までロボとーちゃんをヒロシと認めていなかった、みさえもさすがに認めてくれました。
ロボとーちゃんに慣れてきた野原一家でしたが、しんのすけが貰ってきたつけヒゲをロボとーちゃんに付けると、性格が一変し、「亭主関白なオヤジ」に変わってしまったのです!
さらに、妻や子供から虐げられている(邪魔者扱いをうけている)父親を集めて「ちちゆれ同盟」をつくり、父親の威厳を取り戻そうと始めます。
実はヒロシ(ロボとーちゃん)は、家庭ではすっかり立場が弱くなり居場所を失った、ある人間の巨大な陰謀に巻き込まれたのです!

映画「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」感想

この映画は家族で見に行ったのですが、途中父親が家族に虐げられているというくだりでは、普段の主人への接し方を思い出し少しだけ胸がチクチク痛みました。
見ながら、これって家族で見た方が良い映画だよねぇと感じました。
ロボとーちゃんは、ヒロシの記憶をコピーされているだけですが、本当にしんのすけのことを我が子と思っていますし、しんのすけもロボとーちゃんのことを凄く想いやっているシーンが多々あります。
反対にみさえは、ロボとーちゃんのことを父親と認めるものの、やはり生身のヒロシを本当の父親に選んでいます。
最後のロボとーちゃん対ヒロシの腕相撲対決での「あなた、頑張って!」という掛け声は生身のヒロシに声をかけたように思いました。
なので、私はロボとーちゃんはみさえの声を聞いて、わざとヒロシに勝たせたのかな、と感じましたし相手の気持ちを察することが出来るロボとーちゃんに不憫さを感じて泣きそうになってしまいました。
ヒロシのコピーであっても、心を宿したロボットの顛末が悲しすぎて、以前にみた洋画「A.I」を思い出し辛くなりました。
今回の映画は父親の威厳を取り戻すための計画により、ロボとーちゃんが誕生してしまいましたが、出来ればロボットの幸せを描く映画が見たいと思います。