映画「レディ・プレイヤー1」あらすじ

2045年の近未来。世界は荒廃していた。一昔前なら、核戦争の後遺症というパターンであろうが、世界大戦の危機感が低下した現在らしい、不安定な社会がこの時代である。人々は「オアシス」と呼ばれる架空世界に現実逃避を行い、逆にその世界で冒険者や戦士となってお金を稼いでいるような状況であった。
主人公のウェイド・ワッツも無類のゲーム好きで、その「オアシス」に入り浸っている。「オアシス」では、創始者であるジェームズ・ハリデーが逝去し、その遺産の行方が話題に。「オアシス」に隠された”イースターエッグ”と呼ばれるアイテムを見つけた者がハリデーの遺産を継承できると聞き、大勢のプレイヤー(”ガンター”と呼ばれる)がアイテムを見つけようとしのぎを削っている。ウェイドもアイテム探しに血道を上げる日々だが、最初の関門であるレースゲームがどうしてもクリア出来ずにいた。
そんな世界でも、現実世界のように出会いはあり、女性プレーヤーとして有名なアルテミスとゲームの中で遭遇。ゲーム中のトラブルがきっかけで親交を持つようになる。そのおかげか、ゲームを見直して第一関門を突破する方法を見つけたウェイド。仲間と共に次の試練へと向かうことになるのだが、ここで同じく遺産を狙う大企業IOIが干渉してくる。IOIの社長ノーラン・ソレントは大企業の資金力を活かし、多くのプレイヤーを動員して力任せにゲームを攻略しようとする。一方では、現実世界でもウェイド達を付け狙い実力行使にまで出る始末。
ウェイドは、仮想世界が支配する世間を改革しようとするレジスタンスに合流し、最後にはネットゲーマー達の力を結集して大企業IOIを打ち倒し、遺産を獲得していくのだった。

映画「レディ・プレイヤー1」感想

この映画は、大画面で見るに限ります。最初映画館で見たときは、その細かな演出がやたらと気になりました。なんせ、いろんな映画やアニメに出ていたキャラクターやアイテムがそこら中に転がっているので、映画のストーリーを追いかけるのと隠れキャラ的に出てくるキャラを見るのと、その出来具合を見るのに忙しいから。最終的にはブルーレイディスクを買って観ているけれど、それでもポスター等に出てくるお気に入りのキャラが見つけられない。まだまだ何回も楽しめそうな映画だ。
ストーリーは、まぁご都合主義的な部分が大きい。全世界の人が血眼になって探している攻略法を一オタクでしか無い主人公が見つけ出すというのもありがちではあるが、そんなありがちなストーリーさえ忘れさせる展開にはわくわくさせられる。遺産を相続したウェイドが選んだ未来。結局ゲーム漬けの生活は良くないよ、と言うオチはまぁ大人向けの言い訳なのかどうか。
でも、今のネットでも問題になるネカマやなりすましにもちゃっかり触れているあたり、現在だからこそ楽しめる映画だな、と思ったところ。その内、この「オアシス」のような世界が現実になったら、我々の生活はどのように変わっていくのか、などとちょっと考えてしまうような映画でした。